高齢ドライバーの事故多発!身近な人の免許返納促進のポイントと注意点!

名古屋で発生した事故のニュースで見て、またか!と思ったのと同時に運転手の年齢が71歳というところに、他人事じゃないなと思いました。自分の両親も60代半ばで、親族では70代の方も増えてきています。大切な人に事故を起こさせないためにも、免許返納を促すポイントと注意点をまとめてみました。

上手に促すためのポイント
①日頃からコミュケーションをとっている
②家族全員で協力すること。
③代替案や経済的なメリットを伝える
④リスクを伝える
⑤適正検査を受けてもらう

やっちゃダメなこと
①強制すること。
②相手の能力を否定するようなことを言うこと。

①日頃からコミュケーションをとっている
これが一番重要かなと思います。
久しぶりに話をして、いきなり免許返納について言われても、納得しづらいですよね?だから日頃からコミュニケーションをとって、関係を作っておくことが大切だと思います。何気ない会話の中で、車や運転についてどう考えているのか、返納を促すための手掛かりが見つかるかもしれません。
最近、親と話してないなと思った方、この機会に連絡をとってみたらいかがでしょう?

②家族全員で協力すること。
説得を誰か一人に任せないで、家族全員で取り組むべきです。
父を説得する場合、母だけでなく、子供たちからも伝えてみる。それでもダメなら孫の力も使ってみるなど、家族全員の力を集結して、取り組みましょう。

③代替案や経済的なメリットを伝える
車がないことで、生活に不安を感じる人も少なくないと思います。
そのため外出時のタクシーの利用を勧めてみたり、通院時は家族が送迎することを提案してみたり、最近では免許なしで走れる4輪者なんかも出てきています。
都市圏では、生活に不安を感じる人は少ないと思われるので、経済的メリットを伝えると有効かもしれません。車の維持費を見える化し、どのくらい経済メリットがあるかを試算した上で、浮いたお金で家族旅行を提案をしてみてもいいと思います。

④リスクを伝える
万が一、事故を起こしてしまった場合のことを考えてみることも大事です。
自分の孫を轢いてしまうという痛ましい事故もありましたし、誰かを傷つけてしまうと、自分だけでなく周りにも影響があること、逮捕されると二度と孫に会えなくなってしまう可能性があることを理解してもらうことも大事です。
ただプライドの強い人には逆効果になってしまうので、注意が必要です。

⑤適正チェックを受けてもらう
運転技術に自信をもっている方も少なくないと思います。そういう方には一度、適性チェックを受けてみることを勧めてみたらいかがでしょうか?客観的に自分の能力を見ることができるので、自分の考えを見直すいいきっかけになるかもしれません。

一方でやっちゃいけないことですが、

①強制すること。
免許や車の鍵を隠したりすることや本人が納得していない中で、強制的に返納させてしまうことはよくありません。本人が納得しない中で進めてしまうと、その後の生活で引きこもってしまったり、認知症が発症してしまったりと本人にとっても家族にとっても、悪いことが起きるかもしれません。

②相手の能力を否定するようなことを言うこと。
多くの方は、まだ大丈夫と思っています。
そのため、頭ごなしに運転能力を否定されると、プライドが傷つき逆効果になります。
「もう高齢なんだから」、「判断能力が落ちているんだから」などというのは避けるべきです。

最後に
私の父も運転が好きで、孫とドライブに行くことを楽しんでいるため、説得に骨が折れそうです。
まだ衰えもなく高齢でもないのですが、今後どうしていくかを今のうちから話を始めてみたいと思います。皆様も早いうちから話を始めてみてはいかがでしょうか?

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